2009年4月1日水曜日

Google Apps 利用方法【未完】

個人的なメモレベルです。他サーバーで独自ドメイン名を利用されていて、GoogleAppsへ移行する場合などは注意して下さい。メールソフトの設定をしっかりしておかないと移行期間のメールの取りこぼし等が発生します。

・独自ドメイン名によるメールアドレスの利用(50アカウントまで)。
・メールの利用は基本的にウェブから。インターネット繋がるところならどこでもOK。
・パソコンにメールデータを保存しない為、パソコン換えてデータ移行とかバックアップとか不要。
・ドキュメントファイル、カレンダー等の社内利用。
・ドメイン名取得、管理は他レジストラー等で申し込む(有料)
・GoogleApps(Standard Edition)及びEveryDNSの利用料は無料。
・サービスのダウンは無さそう。
・ウェブページに関しては技術的な制限が多いので他でレンタルし、wwwでのアクセスはそっちに向ける。→(09年4月現在)というか【ウェブページ】と【スタートページ】のサービスが無くなっている?
・申込と設定は30分も掛からず。但し、ネームサーバーの変更が反映されるまで数時間~掛かる(.co.jpなどの場合、反映させるタイミングが決まっているところがあるので注意。そのタイミングから数時間~)。今時は24時間とかは掛からない。
・GoogleAppsでCNAMEでの認証方法の場合、概ね1時間以内。
・申込、設定が完了したら寝て待つべし。

と思ったら新規申込の場合、【ウェブページ】と【スタートページ】が無くなってる!?

【GoogleAppsトップページ】
http://www.google.com/a/help/intl/ja/index.html


【1】Google Apps(Standard Editionで無料)に申し込む。
http://www.google.com/a/cpanel/domain/new?hl=ja

【2】EveryDNS(無料)に申し込む。
http://www.everydns.com/


該当ドメイン名を追加する。



該当ドメイン名を選択する。


レコードを追加する。

記述するのは下記など。

【認証用CNAME追加】
Fully Qualified Domain Name:Googleで表示された認証コード(googlec30~など)。
Record Type:CNAME
Record Value:google.com
その他は未記入。

計1レコード追加。

【CNAME追加】
Fully Qualified Domain Name:wwwとかmailとか
Record Type:CNAME
Record Value:ghs.google.com
その他は未記入。

mail CNAME ghs.google.com
user CNAME ghs.google.com(これは09年4月現在追加の必要無し)
www CNAME ghs.google.com(これは09年4月現在追加の必要無し)
corp CNAME ghs.google.com
calendar CNAME ghs.google.com
docs CNAME ghs.google.com

上記、計4レコード追加。

【MX追加】
Fully Qualified Domain Name:該当ドメイン名
Record Type:MX
Record Value:ASPMX.L.GOOGLE.COM等(下記リスト参照)
If MX Record, MX Value:10等(下記リスト参照)

MX サーバー アドレス 優先順位
ASPMX.L.GOOGLE.COM MX 10
ALT1.ASPMX.L.GOOGLE.COM MX 20
ALT2.ASPMX.L.GOOGLE.COM MX 20
ASPMX2.GOOGLEMAIL.COM MX 30
ASPMX3.GOOGLEMAIL.COM MX 30
ASPMX4.GOOGLEMAIL.COM MX 30
ASPMX5.GOOGLEMAIL.COM MX 30

上記、7レコード追加。

追加するとこんな感じ。


【3】レジストラーでネームサーバーを変更する。
該当ドメイン名を管理しているレジストラーのコントロールパネル等にログインして、ネームサーバーを変更する。1番、2番ぐらいに下記を記述。
ns1.everydns.net
ns2.everydns.net
ns3.everydns.net(こちらは書かなくても良いです。)
ns4.everydns.net(こちらは書かなくても良いです。)

【4】アクセスの確認。

GoogleAppsコントロールパネル
https://www.google.com/a/該当ドメイン名/
管理者IDでログイン。


各サービスがアクティブになっているか確認する。


【5】サブドメインでアクセス出来るようにする。
コントロールパネルにアクセスした後、各サービス名をクリックする。下記は【メール】の場合。そして【URLを変更】をクリック。


ドメイン名の前に【mail】を記述する。最初から入っていたら、ポッチで選んで次へ進む。


CNAMEの追加は最初に済んでいるので完了していますをクリック。


カレンダーとかその他のサービスに関しても同様に変更を行う。
※上記、説明はサイトの【sites】に関してのみ、【corp】に変更して行っています。【sites】で利用される場合はCNAME追加の際に【corp CNAME ghs.google.com】を【sites CNAME ghs.google.com】に修正して下さい。

mail.該当ドメイン名などのURLでアクセスしてみる。アクセス出来なければネームサーバーの反映がまだなのでもうちょっと待ってみる。

【6】ユーザー管理を行う。
GoogleAppsのコントロールパネルへアクセスしてユーザーアカウントの作成を行う。

GoogleApps申込時の名前で【Admin@ドメイン名】が存在するので、とりあえず名前も【Admin、Admin】などに直して、個人的に使用するアカウントは別途に作成する。まあ、ここらへんは個人の好みなんですが。

【7】その他いろいろ
・コントロールパネルにアクセスする管理者権限はユーザーアカウントの設定画面で他のユーザーにも与えられる。
・GoogleApps、EveryDNS共に申込時にメールアドレスを求めるが後からも変更可能。尚、申込途中などでメールアドレスを受信しなければならない工程は無し。EveryDNSに関しては、同じメールアドレスでの複数申込は不可。ただ永久的に管理する人間が同じなら、同一アカウントで複数のドメイン名を管理可能。

【*】ログインアドレス
GoogleAppsコントロールパネル:https://www.google.com/a/該当ドメイン名/
Mail:https://mail.独自ドメイン名/
Calendar:https://calendar.独自ドメイン名/
Docments:https://docs.独自ドメイン名/
corp:http://corp.独自ドメイン名/
EverDNS:http://www.everydns.com/

0 件のコメント: